節電の基礎知識

節電ラインを決める

これから節電対策に取り組む予定なら、まず節電ラインを決めましょう。一人暮らしの場合ならともかく、家族や恋人と同居している場合は特にお互い共有できる目標が必要です。なぜなら、節電対策は無数にありますし、ひたすら電気の節約に励むと非常に味気ない生活になる可能性大です。

せっかくお気に入りの絵画を照らす為の素敵な間接照明を買ったのにスイッチをオフにしたままにしたり、部屋数のある広い部屋に引っ越したのに同じ部屋しか使わなかったり、寒いのにお風呂に入る回数や時間を制限し過ぎたり、エアコンを我慢して風邪をひいてしまったり…。

これでは何のために便利な家電や文明の利器を買ったのか分からなくなってしまいます。節電の最終目的は山にこもって石で火を起こす究極の自然生活を送ることではありませんから、無理なくストレスなく続ける為にもできる範囲で行うことが大切です。

それに共同生活の場合「節電!節電!」と無目的に連呼されると険悪な雰囲気になる恐れがありますし、強引な節電対策を家族に強要し、自分が見ていないところでルール違反をおかされても意味がありません。一人暮らしの場合も、あまり節電に励み過ぎると無味乾燥な生活になる確率が高いでしょう。

節電対策にも色々ありますが、ご家庭でできる初級から中級レベルの対策を実行するだけで、全体の30%前後は節電可能です。つまり、年間の電気代を3割浮かせるぐらいのラインをまずは目標にしましょう。基本的に節電対策の具体的な効果が出るのは、少なくとも1~2ヶ月後ですし、年間を通してトータル電力消費量を抑えることが大切です。最初は続けること、自然に習慣化することを目指しましょう。